Belt & Road Summit 2026で特に印象深かった面談の一つが、Łódzka Specjalna Strefa Ekonomiczna / Lodz Special Economic Zone(ŁSSE)の皆様との意見交換でした。中東欧有数の投資先として注目を集めるŁódźの魅力をご紹介します。
今回のBelt & Road Summitで特に興味深かった面談の一つが、ポーランドのŁódzka Specjalna Strefa Ekonomiczna / Lodz Special Economic Zone(ŁSSE)の皆様との意見交換でした。Vice President of the BoardのDr Michał Sobczak氏と、投資誘致担当のDaniel Łuszczyn氏から、Łódź(ウッチ)における投資環境について直接お話を伺うことができました。面談機会をくださったお二人に感謝申し上げます。
Łódźはポーランドのほぼ中央に位置し、欧州を縦横に結ぶ主要物流ルートの結節点として発展しています。ワルシャワからは電車で1時間ほどでアクセスができます。欧州市場へのアクセスの良さに加え、質の高い人材、競争力のあるコスト水準、そして製造業、R&D、ビジネスサービス、テクノロジー分野の産業集積が大きな強みとして挙げられています。
歴史的には、「ポーランドのマンチェスター」と呼ばれる繊維産業の中心地であったと知りました。伝統的な工業都市が、現在では製造業、物流、IT、研究開発などの新たな産業を取り込みながら、中東欧有数の投資先へと進化している点が非常に興味深いです。
日本企業にとって特に注目すべき点は、ポーランド投資支援制度の下で利用可能な税制優遇措置です。投資内容や地域、企業規模等の条件を満たした場合、適格投資額をベースとした法人税の大幅な減免措置を受けられる可能性があり、公表情報によれば一定のケースでは最大70%相当の支援が認められることもあります。
欧州進出を検討する日本企業にとって、中東欧は単なるコスト削減先ではなく、EU市場へのアクセス、サプライチェーンの強靭化、人材確保、そして投資インセンティブを兼ね備えた戦略的な拠点になりつつあります。
先日は、現地にて日本企業を対象とした第3回ポーランド日本経済フォーラム in ウッチが開催され、盛況に終わられたと伺いました。
今後、益々注目を集める都市となると思います。これからも日本企業の皆様にポーランドおよび中東欧地域の投資機会について、さらに発信していきたいと思います。